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不労所得で旅したい!

元バックパッカーが、55ヶ国渡航した経験に基づくマイルの賢い使い方、お得な航空券、海外旅行のノウハウ等を書き連ねてます。現在、福岡で単身赴任中。

ANAマイル国際線特典航空券等で福岡空港から香港・マカオへ格安で行く方法まとめ(行きはよいよい帰りはこわい)

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*1

かつて、バックパッカーのバイブルとまで崇められていた『深夜特急』(沢木耕太郎氏の紀行小説)。
バックパッカーの端くれとして『深夜特急』に感化された僕にとって、旅の出発地”香港”は特別な場所だった。
『深夜特急』だけでなく、旅行雑誌に香港特集などあれば、ANAが開くくらい読みふけっていたものだ。

念願叶って1999年に初入境したとき、思いの外発展していたかの地に『深夜特急』の面影は全く残っていなかった。
しかし、夏が鬼のように蒸し暑い以外、かの地はなぜか僕の肌に合っていたようで、渡航回数が最多の国・地域となっている。
その間マカオ・広州含めた華南地域も好きになってしまい、全地域合わせて何十回渡航したか、もう覚えていない。

現在に至るまでの間、「失われた10年」に甘んじていた日本を尻目に香港はどんどん発展していき、日本と全く変わらない感じになってしまった。
当時は日本の2/3程度だった物価も、今や日本並み、いやそれ以上になってしまい、バックパッカーの聖地としての役割は既に終えている今、香港へ行く理由は既になくなってしまっている
隣の中国(深セン・珠海)に逃げようにも、こちらも同様に割安感はなくなってしまっている。

なのに。

香港人から「さしたる観光名所がないのに、なぜ来るのか。」「日本こそ見どころが多いのに、なぜ来るのか。」などと言われても、休暇が取れそうとなった場合、旅行先としては国内よりも先に香港はどうかと考えてしまう

その理由はどうにもうまく説明できず、「肌に合っているから」としか言いようがない。
香港へ数ヶ月~1年も行かずにいると、禁断症状が出てしまう理由も未だ不明である。

そんな僕が、陸マイラーの端くれとしてANAマイルを貯めつつ会社都合で東京方面から福岡へ赴任してきたのだが……

驚愕の事実に愕然

福岡空港と香港国際空港を往復するANAの直行便がないではないか!!!!

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東京(羽田/成田)だけでなく、関西国際空港から直行便を飛ばしているのは知っていた。
だから、てっきり福岡からの直行便もあるものだと思っていた。福岡~香港は距離も近いし。
しかし!!
中部国際空港はあるのに、福岡はなぜないのか!!

よっしゃ!!香港まで近いところに住める!と喜んでいたのもつかの間、目の前が真っ暗になったのである。
クレカ発行で個人情報を売り、FX取引ではマイナンバーを晒した挙句に過去のトラウマから動悸・冷や汗をかきながらポジションを取り、しまいにはバイマイルまでしてANAマイルを貯めていたのは、いったい何だったのか……と。

しかし、悲しんでいる場合ではない。
福岡と香港の絆を確保しておかなければ。
ANA国際線特典航空券という絆を。

これは、喫緊の課題である。

福岡空港からANAマイル国際線特典航空券で香港・マカオへ行けるルートを調べてみた

スターアライアンス加盟会社やANAと提携している航空会社であれば同様にANAマイルで特典航空券を発券できる。
なので、福岡空港に就航している会社と、その会社が香港・マカオ便を飛ばしているかを調べればよいのである。

一方、香港のフラッグキャリア(キャセイパシフィック航空)はワンワールドという別のアライアンス(航空連合)に加盟しているため直行便は期待できず、どこかで乗り換えることを覚悟しておかなければならない。


が、調べた結果、意外と選択肢があるものだとわかった。


往路時刻表(福岡空港~香港国際空港又はマカオ国際空港)

航空会社 目的地 福岡発 経由地
着/発
現地着 総所要時間
(飛行時間)
運航日*2
ANA 香港 7:50 関西
8:50/10:20
13:50 7:00
(5:30)
毎日
エバー 香港 12:15 台北(桃園)
13:50/16:35
18:25 7:10
(4:25)
毎日
アシアナ他*3 香港 11:30 ソウル(仁川)
12:50/14:15
16:50 6:20
(4:55)
月水金日
マカオ マカオ 14:20 - 17:05 3:45 月水金

復路時刻表(香港国際空港又はマカオ国際空港~福岡空港)

航空会社 目的地 現地発 経由地
着/発
福岡着 総所要時間
(飛行時間)
運航日
ANA 香港 14:35 中部
19:10/20:25
21:50 6:15
(5:00)
毎日
エバー 香港 11:15 台北(桃園)
13:00/14:20
17:30 5:15
(3:55)
水土
エバー マカオ 13:05 高雄
14:30/15:30
19:10 5:05
(4:05)
月木日
アシアナ他 香港 8:05 ソウル(仁川)
12:30/17:55
19:20 10:15
(4:50)
月水金日
マカオ マカオ 9:10 - 13:20 3:10 月水金

今回の調査は11月の時刻表(予定)を基にしたもので、実際の発着時刻と所要時間は季節等によって異なる。
あくまでも目安として認識されたい。

乗換時間の分直行便よりも時間はかかるが、会社を選べば意外と時間をロスせずに済むらしい。

しかし、よくよく見てみると「帯に短し襷に長し」のようだ。

利用会社別のメリットとデメリット

ANA(香港)

メリット

日系会社ということで、道中言葉の心配はない。
乗換時の保安検査係員とのやり取り含め、ストレスは最小限に抑えられるだろう。
最大のメリットは、香港滞在の時間を最大化できることと毎日運航ということはないだろうか。

デメリット

やはり、逆方向してしまう分所要時間(特に飛行機に乗っている時間)が長いということ。
あと、福岡空港国際線の場合公共交通機関が限られてて終バスも早いため、自宅の場所によっては福岡空港着が遅いことがデメリットとなる場合がある。
あと、個人的に思うのは、ビジネスクラスを予約した場合、フライト2回分をエコノミーで過ごすことがもったいないかなと思う。
こちらのデメリットというよりは、むしろビジネスクラスでのサービスを2倍受けられる他社のメリットという方が適切か。

エバー航空(香港)

メリット

総合的に関して飛行距離・時間ともに最も効率が良いフライトとなり、出発日に早起きをする必要がなくなる。

デメリット

復路のスケジュールが良くない。
香港からの便は水土のみとしているのは、台北-福岡の午後便がある曜日だから。
毎日運航の台北→福岡便が台北を朝(8時くらいに)出発するため、台北または桃園周辺で1泊する必要がある。
桃園に泊まったことは1度だけあるが、よほど早朝の便でアクセス手段がないという場合を除いては、台北へ出た方が幸せだと感じた。

エバー航空(マカオ)

復路で香港がだめならマカオから…ということで代案を掲載しているのは、高雄~福岡が午後便で、且つマカオは高雄への直行便を飛ばしているから。
しかし、このスケジュールで乗り継ぎできるのかどうかは不明につき、注意喚起のため赤字で表記している。
MCT(最短乗継時間)の情報を見つけられず、台北桃園国際空港なら60分はMCTを満たすようで、

台北桃園国際空港(TPE)|ena(イーナ)

私の経験に限るが、桃園国際空港は本当にあっさり保安検査を抜けられて搭乗口間の距離も近く、台北なら無問題なのかなという印象がある。

が、高雄国際空港の場合、そもそも入国審査を経ずに乗り換えられるかが不明なのである。
高雄国際空港の中国語サイトに限り、トランスファーに関する記述があって、
www.kia.gov.tw
写真を見る限り大丈夫そうな気がしないでもないが、マカオ国際空港のチェックイン時に高雄-福岡便の搭乗券を発行してくれるかもポイントとなる。

日曜日は運航しているし、もしこれで行ければよい選択肢になるのだけど…

アシアナ航空・エアインディア(香港)

正直メリットが思い浮かばないが、往路においては乗換時間が短い分エバー航空よりも便利かな、というところ。
ただし、エアインディアで問題ないか自問自答しておく必要がある。
復路は全くと言ってよいほど使えない。ソウルでちょっと入国する用事があればというところか。

マカオ航空(マカオ)

メリット

なんと言っても、直行便で行けること。
エコノミークラスを利用するなら、飛行時間が短いというのはとても大きい要素だと思う。

デメリット

土日飛んでないというのは弾丸トラベラーには痛い。
あと、マカオ発の時間が早く、香港に滞在する場合は前日にマカオ入りするか、香港に泊まりたい場合は早朝のジェットフォイルで一旦マカオへ向かう必要がある。
マカオ人ファーストのフライトスケジュールになっており、福岡発着だと現地で有効に時間を使えない。

ANAマイル編のまとめ

以上、香港への思いの強さからANAに対する憤り、そして苦し紛れに見つけた乗換便に関するメリデメまで思いのまま書きなぐりましたが、「帯に短し…」の意味が何となくお分かりになったかと思います。
もっと言えば、「行きはよいよい帰りはこわい」。
全体的に、復路のスケジュールがあまりよくないことを表現したものです。

往路便・復路便それぞれで旅程と目的地がうまくはまれば無問題。
(往路をアシアナ、復路をANA…など、往復で別会社を利用できる制度です)

うまくはまらないようであれば(はまったとしても)、ここはいっそのことANAを諦めて他社マイルを貯める…というのも手かもしれません。
福岡空港~香港国際空港への直行便(キャセイパシフィック航空・キャセイドラゴン航空)の特典航空券を発券できるワンワールドに関しては、記事にしたことがあります。

BA(ブリティッシュエアウェイズ)エグゼクティブクラブ

CX(キャセイパシフィック航空)アジアマイル

www.poyatrip.xyz

www.poyatrip.xyz

(実は、BAで特典航空券を発券して香港往復してきたばかりです)

今なら、JALマイルが貯まりやすくなっているので、JAL(ワンワールド加盟)から特典航空券を発券するというのもありかもしれません。

このあたりの記事で解説しています。
www.poyatrip.xyz

あとは、マイルにこだわらずに普通に航空券を購入するか、LCCを利用して行くというのも手です。

香港エクスプレス航空で福岡から香港へ

『香港エクスプレス航空』が直行便を飛ばしていて、時間帯も悪くありません。
しかも1日2往復飛ばしてます。

福岡発香港着所要時間
12:5515:453時間50分
18:1521:05
香港発福岡着所要時間
7:5512:103時間15分
12:5017:05

今回の調査は11月の時刻表(予定)を基にしたもので、実際の発着時刻と所要時間は季節等によって異なる。
あくまでも目安として認識されたい。

たまに大きなセールをやっているので、うまく行けば数百円で予約できます。

セールの実施状況やねらい目のセール等は、以下記事で解説しています。
www.poyatrip.xyz

実は、僕自身もセールで3~4本ほど航空券を確保しており……

まとめ

福岡から香港へ特典航空券で行ったり格安で行く場合、意外と色々な方法があることがわかりましたが、それぞれ一長一短あり、各会社の時刻表・運航日・経由地(乗換)を並べて、利用するクラスも含めてどれが最適か吟味する必要があるようです。

今回の記事は、皆様のためというより自分のために作成したような感がありますが、同様の悩みや香港への思いを持つ福岡空港ユーザの方がいらっしゃいましたら、参考資料の一つとしていただけると幸いです。

なお、本記事のベースは以下の記事となっていて、

www.poyatrip.xyz

福岡空港から各都市への行き方をより深く検討する一環・一発目として書いたものです。

スターアライアンス加盟会社便やその他提携航空会社便など、乗換便を利用したANA国際特典航空券の予約手続き方法(要コツ)もお伝えしているので、ご自身でも調べたり発券しようとする場合は、是非ご一読くださればと思います。

再見!!

【参考】特典航空券予約画面のスクリーンショット


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*1:初香港時にビクトリアピークから撮影した写真。デジカメで夜景の撮影をするのが厳しかった時代。当時の解像度はこんなものだったのですね…

*2:福岡-経由地、経由地-香港(マカオ)両方とも飛んでいる日を記載

*3:往復とも、ソウル-香港はエアインディア便。アシアナ航空はソウル-香港便を飛ばしているが、福岡-ソウルと上手く接続できない模様。復路も同様