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不労所得で旅したい!

元バックパッカーが、55ヶ国渡航した経験に基づくマイルの賢い使い方、お得な航空券、海外旅行のノウハウ等を書き連ねてます。(現在、ビジネスクラスで世界一周中(一時帰国中))

【日本最西端】与那国島に関する注意事項等

2016年11月13日(日)

石垣島へ行ったついでに、「日本最西端に立つ」という悲願を達成するため与那国島へ行ってまいりました。

石垣島も与那国島も沖縄県の中で同じ『離島』と言う位置づけのようですが、私自身の感想としては「同じ離島でも全然違う」。

特に、人によっては、与那国島へ行く場合に一種の覚悟と心構えが必要と感じましたので、特別に記事化致します。

【もくじ】

【注意事項その1】石垣島からのアクセス

週末トラベラーにとって、フェリーの利用は現実的ではない

最初に船の利用を検討しようと調べたところ、福山海運という合資会社が『フェリーよなくに』を週2便運航しているとのことでした。
(”く”は濁点がないそうです)

フェリーよなくに運航スケジュール
出発 到着 運航日 運賃
石垣発 10:00 14:00 火・金 3,550円(※)
与那国発 10:00 14:00 水・土 3,550円(※)

※往復だと6,750円。

注意点等

乗船日当日のみ販売(事前予約不可)、支払方法は現金のみ。
通称「ゲロ船」と呼ばれているらしい。

運航日の制限があって、宿泊必須&土日不可のダブルコンボ。
少なくとも私の旅程とは全くかみ合わず、断念。
ゲロ船ではあっても、モノは試しとトライする気満々だったのですが。
片道だけ利用するという手もあるのですが、航空運賃との兼ね合いでこちらも現実的ではありません。

ココはおとなしく飛行機を使おう

琉球エアーコミューター(RAC:JALの孫会社) が1日3往復飛ばしています。

出発 到着 運航日 運賃
石垣発 10:30
12:35
17:35
11:05
13:10
18:10
毎日 12,100円(※)
与那国発 9:30
13:40
18:40
10:05
14:15
19:15
毎日 12,100円(※)

※往復割引7,400円(計14,800円)の設定あり。

注意点等

『先得』のような事前購入割引運賃の設定はない。
往復割引も席数上限があるようで、便によっては設定がない場合もあった。
日帰りの場合は、石垣空港で復路分の搭乗券を発行可能。

LCC感覚が身につくと「往復14,800円は高い!」となりそうですが、不思議と高いとは思いませんでした。他に手段がないからなのでしょう。これが福岡とか札幌だったら「高い!」ってなっちゃうのでしょうが。私が搭乗した時は往復とも定時運航でした。

マイル加算に関しては、JALのマイレージプログラムに入ってないのでBA(ブリティッシュエアウェイズ)の会員番号を登録していたのですが、いまだに加算されていません。RAC自体はワンワールドメンバーではないので、加算対象外なのかも。残念。

【注意事項その2】与那国島内の移動手段

www.yonagunijima.net

公式サイトである程度紹介されていますが、2010年3月現在と情報が古いです(汗。
ココでは、以下を頭に入れておいて、
・島の大きさ(一周約25km。空港~日本最西端まで約5km)
・「テキサスゲート(道路に設置された結構大きな溝)」の存在
・野生生物が道路上に飛び出してくる可能性
・起伏が大きいのでレンタサイクルは厳しい
・公共交通機関は期待できない

別途検索等でレンタカー会社等を探すことをお勧めします。
ただし、普段の生活で目にするような大手レンタカー会社はありません。
全て地場の会社になります。
私が利用したレンタカー会社もそうでしたが、特段問題もなく終わったので以下紹介します。

米浜レンタカーのご紹介

www.yonehama.com

・空港内に営業所がある
・軽自動車で3,000円(税込!)/日という安価な日帰りプランがある
・自動車整備工場が事業の一環としてやっているようなので安心

ということでチョイス。
f:id:poyatrip:20161122214126j:plain

あまり調べてないのですが、他のところも似たり寄ったりかもしれません。

空港内営業所でチェックアウト(貸出手続)

f:id:poyatrip:20161122214027j:plain

極めてあっさりしています。
書類に免許証番号の記入を求められたものの、免許証自体のチェックはなし。
3,000円を現金で支払後、クルマのキーを渡され、大まかな駐車場所(空港内駐車場)を教えられて手続き終了。
傷チェックのようなものはありませんでした。

現車確認

f:id:poyatrip:20161122214154j:plain

軽自動車にはナビがついてないとの案内でしたが、一応ついてました。
ただ、あまり使い勝手はよろしくなく、この島では地図を見れば十分でしょう。

道路状況

f:id:poyatrip:20161122214251j:plain

思ったより狭くなく、道路自体もよく整備されていました。
やっぱり、沖縄と北海道は予算が潤沢なんだなあと思った瞬間。
市街地に入り込まない限り、快適なドライブを楽しめることでしょう。

f:id:poyatrip:20161122214330j:plain
本当にいました。
牛とかは田舎で経験したことがあるけど、今回は俊敏な馬。
踏まれないよう蹴られないようドキドキしながら通過。
与那国馬はおとなしく温厚で、あまり物事に動じない性格だということを後から知りました。

返却手続

ガソリン満タンでの返却とのことで、空港近くのコスモ石油が指定されていました。

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上の写真をご覧になった方は、「あれ?セルフ?」と思ったことでしょう。
ところが、違うのです。
なんと、給油しているおばちゃんが従業員だったのです!!
てっきりセルフかと思って車外に出ちゃいましたよ。(ちょっと気まずかった)

請求額は500円ちょっと。ガソリン単価は高そうな感じでしたが、走行距離が短かかったのですね。
1周半しているから、50km近くは走ったはずなのですが。
なお、領収書なんてものはなく、電卓を叩いて計算していました…
そこで「満タン証明」の紙をもらえます。この紙切れを返却時に提出するのだとか。

同じ空港営業所で返却。カギと満タン証明を渡して終わり。特に傷チェック等はありませんでした…

何を隠そうワタクシ、学生時代にレンタカー屋で長い間アルバイトをしていました。(学生時代からクルマ好きで、趣味と実益・練習を兼ねて)その経験から「なんて楽な仕事なんだ!!」と。

まるで日本国内とは思えないほどユルいシステム。
釣られて運転も緩むことがないよう、気を付けましょう。

その他

観光地に先客(集団)がいるのに、クルマもバイクもありません。
ツアー客か?タクシー待ちか?と首を傾げていたところ、なんと、皆走って去って行きました…
この他にも、走っている人を何度も見かけまして。
目的がトレーニングなのか観光なのか(さっきの集団を見ているので)不明ではあったのですが、新聞を読んで納得。

快晴の中、491人完走 与那国島マラソンを満喫 - 八重山地方の情報発信 八重山日報公式ホームページ

前日の11/12(土)に『第24回日本最西端与那国一周マラソン大会』が開催されたそうで。
彼らはランナーだったのかもしれません。
ただ、大会翌日にも走れる体力が残っているものなのかどうかはわかりません…

【注意事項その3】通信環境

2016年11月現在の通信環境は以下の通りでした。

docomo 3G
au 4G LTE
Softbank 3G

僻地はドコモが最も環境が良いと思っていたのですが、意外や意外。
私はドコモ回線だったので接続難民になってしまいまして。
3Gにしても総じて電波が弱く、最西端の地とか場所によっては接続できない場合がありました。
ただ、ドコモも2017年1月末現在は一部LTE環境になるそうです。

【注意事項その4】物資の欠乏?

空腹になったので、見つけたスーパーで何か食べ物でも買おうとしたのですが…

f:id:poyatrip:20161122215500j:plain

えーっ!?
旧社会主義国のスーパー並にスッカラカン。
この光景にショックを隠し切れず…

ただ、マラソン大会の記事を読んだ後は「一時的な人口増により生じた不足かも」と思いました。
通常の状況について、どなたか補足していただけると助かります。

【注意事項その5】与那国空港

お土産を売っているような商店はいくつかあるのですが、日用品や食料を売っている店はありません。
結局、空腹を満たせることなく石垣へ戻ってしまったのです。
食堂や飲料はありますので、その点はご安心ください。戻ってきたら食堂は閉まってましたが…

f:id:poyatrip:20161122215745j:plain

さっきのガソリンスタンドのおばちゃんだけでなくレンタカー受付のおばちゃんも商店のおばちゃんも皆私服なので、乗客と従業員の区別がつきません。用があって話しかける際は、そのあたりご留意を。
ちなみに、上の写真に写ってるのは半分以上従業員です。さて、乗客は誰でしょう。

本日のまとめ

これらの事実・経験等から、与那国島へ行くにはある種『海外』へ行くときのような心構えが必要と感じました。
沖縄本島や石垣島のリゾート等へ行くのと同じような「物見遊山」気分で行くと、その不便さ等により、必要以上に不愉快な印象を持って帰ることになりかねません。

私としては、まるで海外のような『ゆるい』土地柄にノックアウトされてしまいました。
日本国内にこのような場所があったとは!!石垣もゆるくていいなあと思ってましたが、格が違います。マジ感動。
このくらいで秩序が保たれるのなら、日本国全体がもう少し緩まれば良いのに、なんて思いましたよ。

そんな中、以下を発見。

f:id:poyatrip:20161122220158j:plain

そう言えば、ドライブ中に最近建てられたような駐屯地・駐屯施設を目にしました。
wikiで調べたら、2016年3月28日に創設されたばかりだそうで。

島の雰囲気とは全く相容れないだろうことは、旅行者でも想像できます。
一方、日本国民としては南西諸島の防衛が重要であることもわかります。
なお、尖閣諸島は与那国島からたった150kmしか離れていないそうです。
住民感情としては複雑なのでしょう。

何も知らずに行った挙句、上記の印象からネガティブ記事をUPされることがないよう、今回は敢えて注意事項を主とした記事を作成した次第です。
まあ、わざわざ与那国島へ行こうとする人はそれなりにツワモノだと思うので、言うまでもないかもしれません。
むしろ、ロクに事前調査せずに行ってしまった私自身の反省記と思っていただければ。
この島にはなるべく良い印象をもっていただきたいと考えてます。行かれる方は、まとめに限らず全事項をざっと目を通してくださればと思います。

ある程度の基礎知識や注意事項を頭に入れていくと、多少不便であっても想定の範囲内。良い思い出になるからです。

次回は、今回とは一転、旅行記的な内容のものをUPします。