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【ステータスマッチ】で他エアラインの上級会員資格をゲットしよう!【ANA・JAL上級会員(予定含む)必見】


ステータスマッチで他エアラインの上級会員資格をゲットしよう!

昨日、ANAから少し早いクリスマスプレゼントが届きました。

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実は、航空会社の上級資格を獲得したのはこれで5社目、今回が初めてではないのです。

ちなみに前の4社について、ANASFC修行のようにひたすら飛行機に乗りまくったりしたわけではなく、主に「ステータスマッチ」と言われる手法により上級資格を獲得しています。

さて。ステータスマッチとは何ぞや?どうやって上級資格になったの?気になる方は、どうぞ読み進めてくださいませ。

【もくじ】

0 ステータスマッチとは

航空会社B社に対し「上級会員資格をちょうだい!」と申請して、同社の上級会員(ステータス)に適合(マッチ)してもらうための一連の手続きのことを言います。
ただし、ステータスマッチするには最低条件があって、自らが他社(航空会社A社等)の上級会員である必要があります。
要は、「ワタクシは属性がよろしゅうございまして、A社の上級会員ですのよ。だからあなたの会社(B社)の上級会員にもふさわしいでしょ!?」と臆面もなく自薦するわけです。
日本では最近まであまり知られていなかったのですが、階級社会の欧米系エアラインやホテルでは、ずっと前から行われていたようです。金回りの良い他社上級会員を取り込んだり奪うことでビジネスチャンスやメリットがあると考えているのでしょうか。

1 エーゲ航空(Aegean Airlines)ゴールド会員資格ゲット!

ギリシャの民営航空会社で、2010年にスターアライアンスに加盟。
もともと国営のオリンピック航空があって、日本のJALとANAの関係に似ておりました。当時は。

スタアラ加盟直後の2011年。
そんなエーゲ航空のマイレージサービス「Miles&Bonus(当時の名称)」がゴールド会員資格の大盤振る舞いをしていることが判明し、世界中で祭りになりました。今思えば、「雨金祭り(アメックスゴールド祭り)」並みの盛り上がりだったように思えます。(大げさ?)

獲得と維持にかかる条件は以下2つ(それぞれ1つ)だけだったのです。

  • ゴールド会員資格を得るための条件は、20,000マイル獲得のみ

 (最初の12ヶ月で4,000マイル獲得、4,000マイル獲得後12ヶ月以内に16,000マイル獲得)

  • ゴールド会員資格を維持するための条件は、資格獲得後36ヶ月以内にスターアライアンス便を利用し、「Miles&Bonus」にマイルを加算

これだけ読むと、ANAやJALで修行するのがバカらしくなってくるのではないでしょうか。
当時は上級会員資格に興味がなかった私も、祭りを眺めながら「これなら取ってもいいかな…」とゴールド資格取っちゃいました。

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「シンガポール航空を利用してバルセロナ往復」コレ1回だけです。
登録時に1,000マイルもらえるので19,000マイル貯めればよく、祭り当時は「中国国際航空(エアチャイナ)ビジネスクラスでシンガポール往復」が効率が良いとされていました。どこかで聞いた修行ルートですが、エーゲ航空の場合ビジネスクラスが200%加算だったので、より効率が良かったのです。
私の場合は、ちょうどポルトガルへ行こうとしていたこともあってエコノミー修行の道を選んだ次第。シンガポール経由バルセロナはフライト時間が長くてキツかったです。
なお、ゴールド資格を獲得するのに要した費用は15万円(年末年始のエコノミー価格)くらいでした。

これで当面安泰かと思いきや2014年に突然の改悪が発表され、以下の通り日本在住には維持しづらい条件になってしまいました。泣く泣く維持を諦めて現在に至ってます。
参考まで、維持にかかる条件は以下のいずれかです。

  1. 12ヶ月以内に12,000マイル獲得+エーゲ航空(orオリンピック航空)4レグ搭乗
  2. 12ヶ月以内に24,000マイル獲得

ゴールド維持としてはユルい方なので頑張ろうと思えばできないことはなかったのですが、毎年続けるのはさすがにキツイかなあと。

そこで、ステータスマッチの道へ進むことにしたわけです。
ただ、ゴールド会員であるうちに申請する必要があるため、時間がありません。

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改悪と同時にマイレージプログラムの名称等も変更となり、リミットは2016年1月とされました。(しかし、実際に資格を喪失したのは2015年11月…)

2 エアベルリン(Air Berlin)ゴールド会員資格ゲット!

ドイツの民営航空会社で、2010年にワンワールドに加盟。
エーゲ航空は前に利用したことがあるから知っていたですが、この会社に関しては存在そのものを知りませんでした。
一見LCCのようだけど、実はフルキャリア…という立て付けのようです。LCCのイメージから脱却するためにワンワールドに加盟したのでしょうか?

そんなエアベルリンのマイレージサービス「topbonus」が、2015年春にステータスマッチの受付を開始したことが判明。ちょうど、GWに同じワンワールドのカタール航空を利用する予定だったので、サファイア資格があると何かと助かるだろうと申請。当時はワンワールド以外のゴールド会員資格だけで搭乗履歴は不要というユルユル条件*1だったので、すぐに受理されてあっさりと2社目の上級会員資格をゲットした次第。

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ステータスマッチの有効期間は2016年5月まで。受理された翌月の1年後でした。
今は既に資格を喪失していますが、羽田空港国際線のサクララウンジで有名なビーフカレーを食べたり、往復のドーハ乗継時にハマド国際空港の有名なアルムルジャン ビジネスラウンジ(AL MOURJAN Business Lounge)で優雅に過ごせたり*2と、完璧にモトは取り、使い切った感満載です(笑)。

3 アビアンカ ブラジル航空(Avianca)ダイヤモンド会員資格ゲット!

2015年11月。いよいよエーゲ航空ゴールドの有効期限が近づくなか、同社もステータスマッチの受付を開始したことが判明。英語のサイトがまともに機能せず不安だったのですが、ダメモトで申し込んでみました。
アビアンカ航空の存在自体は知っていましたが、「ブラジル」の存在は知らず、2012年にスターアライアンスに加盟したばかりであることを後で知ったくらい。
エアベルリンと同様、搭乗履歴不要のユルいルールで、他社上級会員資格はありったけの駒全部(と言ってもエーゲとエアベルリンだけですが)出したら、なんとゴールドを飛び越えてダイヤモンド資格をいただけた次第。受理までは1ヶ月以上かかりましたが。

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最初の5フライトはプリントで凌げとなってましたが、何かあったときのためにカードが欲しかったので「カード送ってほしい」とメール。返事はなしのつぶてだったのですが、すっかり忘れていた半年後に突然返信があって、「送る準備をしているからもう少し待ってください」とのこと。その後数ヶ月、未だに届いていませんが(笑)。ここまで来ると逆に面白いなあと。

このカード(紙きれ)は、2016年ANASFC修行で大活躍してくれました。有効期限が2017年3月なので、今年修行することにしたのはこの紙切れの存在も大きかったのです。
特に国内線ラウンジを使う時など、受付のお姉さんは大抵この紙切れを見て目を丸くしていました。
こちらから「2レターコードはO(オー)6です」と説明したくらい。ちゃんとカードには書いてあるのですが、まず見かけないコードだろうし、一見Oがアルファベットか数字かわかりづらいですし。でも、この紙切れで入場を拒否されることは一度もありませんでした(笑)。

ちなみにダイヤモンド会員とは言え他社(アビアンカブラジル以外)で受けるサービスはゴールドと全く一緒で、ダイヤモンドのメリットと言えば、ブログのネタくらいしか思いつきません。
むしろ、黒いカード(紙切れ)が届いて「(金色じゃないから)ステータスマッチ落ちたのか?」と一瞬落胆したくらいです。後でダイヤモンドであることがわかってものすごく興奮してベネフィットを色々調べたのだけど、何もなかったというオチ。
ブラジルへ行けば何かあるのかもしれませんが、日系エアラインのダイヤモンドとは全く別物です。残念!

4 アリタリア航空 フレッチャアラータ会員資格(ゴールド相当)ゲット!

2015年12月。アリタリア航空もステータスマッチ受付中でした。搭乗履歴不要のユルユルルール。アリタリア航空を含めスカイチームを利用することは当面ないだろうと思っていたのですが、「現在の他社ステータスに応じたステータスが付与される」という噂。せっかくなので、この機会に獲得したばかりの『ダイヤモンド資格』を有効活用しようと申請。フレッチャアラータプラス(ダイヤモンド相当)狙いだったのです。
しかし、ダイヤモンド資格とは言え所詮「紙切れ」。それがたたったのか、何度申請をしても「カードをよく読み取れないから確認できない。再送するように」と却下。仕方ないので、他の駒(エアベルリン)で申請し直したところ、ゴールド資格で受理された次第。

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「プラス」だったら、搭乗マイルの加算率やアップグレードの恩恵が大きかったのですが、タダのゴールドではあまりうまみがありません。2016年にANASFC修行しなければ一度くらい有効活用したのかもしれませんが、一度も使うことなく有効期限の2017年3月を迎えることになりそうです。

5 ANAプラチナ会員資格(ゴールド相当)ゲット!

いわゆるSFC修行の結果で、以下記事にてまとめています。
www.poyatrip.xyz

ほとんどが旅行を兼ねていて、他の修行僧・修行尼の方と比べて楽に取った方だと思っていたのですが、上の4つと比べてしまうと無茶苦茶苦労して取ったように見えてしまうから不思議なものです。

本日のまとめ

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今回は私自身がどうやって5社(5キャリア)の上級会員資格を獲得してきたかを書いてきました。
ステータスマッチ(Status match)の日本語訳は、「わらしべ長者」。ステータスマッチが受理されると、大抵3ヶ月~1年半程度の有効期限が与えられるので、その間に新たなマッチ先を見つけ続ければ永久に上級会員でいられる(かも)…という制度なのです。

ただ、ステータスマッチを申請するには「タイミング」「キャンペーン有無」等が重要で、上級会員になったらいつでもやればよいというわけではありません。
なお、上にあげたエアラインで今ステータスマッチを申請してもまず受理されない状況です。キャンペーンが終わったりとか、条件が改悪したとか諸々です。

2015年は上のように色々とできたので「当たり年」だったのかなあと思うのですが、2016年はあまり目立ったキャンペーンを聞かず、「ハズレ年」だったように思えます。

こういうこともあって、ステータスマッチに関してはなかなか記事化できなかったという事情があるのですが、2017年になるとまた状況が変わるかも…と、期待も含めて今回記事にした次第です。

ANAでもJALでも上級会員資格を獲得した方や今後獲得する予定の方は、「ステータスマッチ」を知っておくと必ず役に立つ時がやってくるはずです。

いざキャンペーン!ステータスマッチ受付開始!という時に確実に動きやすくなるので、ご存じなかった方は、今のうちにその存在だけでも覚えておくとよろしいかと思います。

今後SFCを獲得することがあっても、私自身隙あらば主に他アライアンスや独立系エアラインへのステータスマッチを狙って行きますので。

なお、ANAもJALも階級社会が根付いていない日本の会社としての性質からか、ステータスマッチを受け付けていません*3

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【ステータスマッチ】のすべてを解説!申請条件・申請方法(定型文あり)・エアラインの選び方からおすすめするステータスマッチ申請先

www.poyatrip.xyz

*1:通常、ステータスマッチ元での直近の搭乗履歴(マイル加算履歴)を求められることが多いです。ちゃんと上級会員資格を活用しているよという証明のためで、利用会社はステータスマッチ元でなくても構わないようですが、お察しの通り、エーゲ航空ゴールド取得後の搭乗履歴はまっさらだったのです(笑)

*2:今はワンワールドサファイア資格だけではAL MOURJAN Business Loungeを利用することはできません。ビジネスクラス以上の搭乗が必要で、エコノミーだとべつのショボいラウンジを案内されます。当時利用できたのは新空港でラウンジが揃うまでの経過措置だったようです。

*3:日本国外在住の場合に限り受け付けられたという掲示板の書き込みを見たことがありますが。