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不労所得でマイル旅 ~世界一周したら単身赴任に ~

元バックパッカーが、57ヶ国渡航した経験に基づくマイルの賢い貯め方使い方、お得な航空券、海外旅行のノウハウ等を書き連ねてます。現在、福岡で単身赴任中。

ソラチカカード・ソラチカルートを利用する陸マイラーがJCBの業績に与えた悪影響は、予想をはるかに超えていた





本記事は、以下記事のフォローアップとなります。

www.poyatrip.xyz


こちらの後半から読んで下さると、本記事の内容がスーッと入ってくると思います。

JCBの2016年度決算が発表

と言っても非公開企業なので、開示している計数はほとんどございません。
数少ない開示資料「営業計数」の話で、僕が知る限り、会員数・取扱店契約数・年間取扱高のみを開示しています。

企業情報 | JCB グローバルサイト

こちらを半年間、月に2~3回くらいチェックしていたのですが、なかなかUPされないのでやきもきしていました。
が、今日JCBのサイトを見たら、2016年度分がようやっと開示されていた次第です。
何事もなかったかのように(笑)

例えば、会員数はこちら。(JCBの図を拝借)

f:id:poyatrip:20170911220559j:plain

ちなみに、2013年度も含めた営業計数を表にすると以下のようになります。

2013年 2014年 2015年 2016年
会員数(万会員) 8,447 8,958 9,563 10,569
年間取扱高(億円) 189,348 225,753 255,001 265,660

JCBの2016年度決算に潜む罠

一見「お~右肩上がりじゃん!好調好調!」となるところですが、「一人当たり年間取扱高」を計算すると、じゃん。

2013年 2014年 2015年 2016年
一人当たり年間取扱高(円) 224,160円 252,013円 266,654円 251,358円

手放しで喜べないことがわかります。
グラフにした方がわかりやすいですかね。

f:id:poyatrip:20170912200300j:plain

そう。

会員数も年間取扱高も増加している一方年間取扱高の方はあまり伸びてないため、一人当たりの年間取扱高は減少してしまったのです!

わかりやすい表現をすると、「カード決済額が減少」

陸マイラーの皆様、心当たりありませんか?
ソラチカカードで26万円以上決済しましたか?

かく言う私も心当たりありまくりでして、ほぼ死蔵化させてしまっていたりするのですが(汗。
すんません偉そうに。

もっとも、陸マイラーが原因と証明する術はございません。

しかし、2015年⇒2016年の会員数の伸び率がこれまでよりも高いことは上のグラフで見てとれます。
個人的には「陸マイラーは、JCBの経営に一定程度の影響を与えるようになっている」と解釈しました。
そして、それは必ずしも良い影響ではないということも。
あくまでも、個人的にですが。

JCBが中期経営計画を発表

同じページに書いてありました。
あれ?こんなのあったっけ…?と首をかしげたら、2017年度からの4ヵ年計画だそうです。
一見、4年って中途半端だなあと思ってしまうのですが、節目の2020年に向けてということですね。

中期経営計画【Plan 2020】の位置づけ

事業を強化・進化させながら、JCBを新たな持続的成長の軌道に乗せる期間
各事業を支える盤石な経営基盤

基本方針

•収益基盤の戦略的強化
•ビジネスの進化・変革への挑戦
•効率的かつ適応力のある筋肉質な経営基盤への進化

全社基本戦略

•キャッシュレス決済の推進による国内収益基盤の強化
•アジアを中心とする海外収益基盤の強化
•顧客起点でのビジネスデザインによる事業モデル・商品・サービスの進化
•ビジネスの進化を支える事務・ICT基盤の構築
•変化に対応できる強靭な態勢の構築

だそうですが、数字がないから何にもわかりませんね(笑)
過去に中期経営計画策定に携わった社畜の僕でも作文できそうな内容で、他社のコピペと言っても通じそう。

ソラチカカードに関係しそうな内容は、敢えて言うなら

効率的かつ適応力のある筋肉質な経営基盤への進化

の部分でしょうか。
「効率的」「筋肉質」という意味では、2016年度営業計数は2015年度のそれより効率的・筋肉質でないと言えます。

この結果を、JCB社内ではどう総括したのでしょうか。

「効率的・筋肉質な経営基盤」を掲げている同社としては、単に取扱高が増えるだけでは良しとしないと評価されている可能性があります。
会員数が増える分、かかる費用も増えていることを考えると。

ソラチカルートが改悪されてしまう可能性について

2016年度の実績をもって「ソラチカルート改悪!」の判断が下されるかどうかはわかりません。
2015年度が異常値だったかもしれないですし、2017年度の結果を見ないことには判断できないのかもしれません。
ただ、「兆候」は現れたなあという感想をもったことで記事にしました。

前回の記事では、2016年度の実績を以下のように予想しておりました。

さて。2016年は、ソラチカカード死蔵会員の影響がどれくらい出るのでしょうか。
ソラチカカード死蔵会員は確実に単価を下げる方向に働くことでしょう。
ただ、あまりにも会員数が多いので、全体への影響はそれほどないのかもしれません。

が、この予想を大きく下回る結果となりました。全体への影響が出ていますから。(個人的解釈による)

決算後も現行制度のままなので当面は大丈夫と信じたいところです。
が、ソラチカカード・ソラチカルートを利用する陸マイラーに対しては以下の課題が突き付けられていることを踏まえ、今後の行動を考えてみた方が良いかもしれません。 (これは自分自身への戒めでもあります)

ソラチカカードを頑なに死蔵させ続けるか?
JCBの経営基盤強化とソラチカルート継続に貢献するため利用するか?

この記事を書いている途中、前回記事に言及されました。

www.platinum-hunter.com

覚えてくださってありがとうございます。
併せてご覧くださいませ。よろしくお願いします!