スマートフォン解析

不労所得で旅したい!

元バックパッカーが、55ヶ国渡航した経験に基づくマイルの賢い使い方、お得な航空券、海外旅行のノウハウ等を書き連ねてます。現在、福岡で単身赴任中。

【ちょびリッチ×モッピー】JALは本気で陸マイラーを取り込むのか?今後を占うため直接交換ルートを持つポイントサイトを徹底比較

f:id:poyatrip:20170701150012j:plain

【ちょびリッチ×JAL】交換レートUP(50%→70%)キャンペーンその後

ポイントサイト「ちょびリッチ」からJALへポイントをマイルへ直接交換する際の交換レートが期間限定(2017年6月末迄)で最大70%となるキャンペーンを実施していました。

果たして、JALは陸マイラーを本気で取り込みに行くのかどうか。
私としては期間終了後の動向が気になっていたのですが……

サイフもココロもハッピーに!ちょびリッチ

今朝↑公式サイトにアクセスしたところ、何事もなかったかのようにキャンペーンは終了していたことを確認。

JAL側でも同様になっていたことを確認。
ちょびリッチ 店舗情報 - JALマイレージバンク

以前の記事では、試行実施は今後も続くのでは……と書いてしまいましたが、見事に外してしまいました。

www.poyatrip.xyz

これでは、「モッピー×JAL」の交換レート最大80%キャンペーンも8月末で何事もなかったかのように終了することを覚悟しておかねばなりません。

キャンペーン概要については、公式サイトにて。
モッピー!お金がたまるポイントサイト

僭越ながら、当サイトでも解説しています。

www.poyatrip.xyz

いやまてよ

キャンペーン終了は、JAL側ではなくちょびリッチ側の都合かもしれない。
ポイントが流れ込めば流れ込むほど航空会社の経営状況は良くなるから、JAL側が終わらせる理由は(経営的観点のみでは)思いつかない。

ポイント→マイルの流入が航空会社の経営に与える影響については、以下記事で解説。
www.poyatrip.xyz

直接交換なだけに、交換レートの差による交換元への影響は大きく、中間サイトやカード会社が間に入るソラチカルートの交換元とは事情が異なるかもしれない。
ブラックボックスだからわからないけど、交換元は血を流しながら(もしくはJALが輸血しながら)実施していたのかもしれない。

まあ、他の「経営より重視すべき大人の事情」等もあるかもしれないから、妄想に過ぎないのだけど。

ただ「ちょびリッチ」と「モッピー」では企業としての体力が全く異なるから、同じ結果になるとは限らないかも……

なんてことを考えました。(自分に都合が良い解釈をしてますがw)

そこで

JALマイルへ直接交換できるポイントサイト(交換元)の体力を比較

過去に7社ほどをざっくり横並びで比較分析しましたが(以下記事参照)、
www.poyatrip.xyz

今回は対象を「JALへの直接交換ルートを持つポイントサイト運営会社」に絞り、もう少し掘り下げ改めて体力を確認してみましょう。

運営会社 モッピー ちょびリッチ
従業員数 67名→?? 15名→20名
売上高 3,726百万円 ないしょ百万円
当期純利益 275百万円 ないしょ百万円
純資産 5,833百万円 66百万円
備考 昨年に20億円
資本増強
純資産不明につき
資本金を記載

【補足】表の読み方

純資産の比較結果

株式会社セレスの場合はモッピー以外の事業も含まれるため、単純なポイントサイト間での比較結果ではないことに留意する必要があります。
あくまで、企業全体の体力差と思ってください。
売上高もセグメントが分かれてない場合は同様の留意が必要ですが、そもそもちょびリッチは経営成績を公開していないので……

売上高等知りたい場合は、以下にて資料を入手。(490円)
TDB企業サーチ | 株式会社 帝国データバンク[TDB]
ちょびリッチ:株式会社ちょびリッチ(986131326)
かっこ内は企業コード。

ちょびリッチの財務状況について

純資産が不明なのが残念。
極めてザックリ単純に説明すれば、

純資産=資本金+過去利益の積み重ね

純資産と資本金がわかると、これまでの運営結果が何となくわかるもの。
上の例とは別に、損失を積み重ねると資本を食いつぶしてしまい、しまいにはいわゆる「債務超過」状態に陥ります。
なので、資本金(株主の出資額)だけ開示されても実態は全くわからず、資本金の大小だけでは何も判断できないということです。

モッピーの売上高と純資産の関係について

増資した20億円が実を結び、売上高として計上するまでには時間がかかるため、28年度の売上高と純資産を比べて判断するのは早計ということです。
比較するなら、増資前の純資産と売上高ということになりますが、ちょびリッチが公開していない以上はポイントサイト間の比較にもなりません。

当期純利益について

あくまでもポイントサイト利用者であり株主でない場合は、多寡を気にする必要はありません。
利益率が高いことは株主にとっては良くても利用者にとっては決して良いものではなく、むしろ「もう少し利用者に還元して!」と叫ぶべきでしょう。
一方、還元し過ぎた故に損失を計上してしまっては、ひいては債務超過や会社倒産・事業縮小の危機に陥るわけであって、利用者サイドとしては「多少の利益をもって良しとする」スタンスでウォッチすればよいと思います。

モッピーの従業員数について

相当インパクトがある増資をするからには事業拡大等何らかの意図があるはずで、今後を占う上で従業員数がどうなるかをウォッチしておいても損はないと思います。

余談ですが、ちょびリッチは新卒採用を行っているのですね。
サイト利用に関して問い合わせやクレームなどを入れた場合、新入社員の担当者から回答が来るかもしれません。

モッピーとちょびリッチを比較した結果

かたや東証1部上場・かたや非上場企業ということで公開レベルに差があり過ぎるためぼやけてしまいましたが、「企業としての体力差」はなんとなくわかっていただけたかと思います。
ただし、あくまでも会社全体の財務的観点から比較した結果。

一方、ポイントサイト事業を切り出した時の規模や経営状況は、案外拮抗しているのかもしれません。
上表の「ないしょ」に数字を入れて公開できればそのあたりも記事にできるのに、もどかしくて仕方がありません(笑)。
(もちろん、ボクは「ないしょ」の数字を知ってます。490円払いました)

いずれにしても、企業全体の体力差がそのまま「モッピー>>>ちょびリッチ」というポイントサイト自体の差になるということにはなりませんので、そのあたりは誤解がないようお願いします。平常時においてはあまり考慮されるものではありません。

ただし、大けがしたり何らか会社にとって不幸なことが起こった時、または何か新しいことをしようと思ったとき等、非常事態の時には如実に差が表れてくる場合があるので、そのあたりだけご留意くだされば。

まとめ

企業の体力差をもって、「JAL×モッピー」がキャンペーン終了後も継続するかどうか全く保証はありません。
個人的にはちょびリッチの結果をもって過度の期待は禁物と考える一方、今後も「非常事態時における一縷の望み」も持ちつつウォッチしていこうと思います。

当サイトの過去記事をご覧になって、ちょびリッチの動向を見てからモッピーに乗るかどうか考えていた方が、ひょっとしたらいらっしゃったのかもしれません。
期待する結果にはなりませんでしたが、キャンペーン期間はまだ2ヶ月あり、あきらめるタイミングでもありません。
もし、モッピーの継続に一縷の望みを…というのであれば、どうぞ。

モッピー!お金がたまるポイントサイト

一方、キャンペーン終了したちょびリッチ。

www.poyatrip.xyz

この記事を書くことになるきっかけとなった公式筋の方に対し、めったにない機会ということで臆面もなく企業に関する質問等を投げかけさせていただきました。(本記事では、いただいた回答内容を一部反映しております)

この一連のやり取りとは別に、他サイトよりも好条件の案件を掲載しているという内容の記事を見かけ、「攻め」に出ているのかもしれません。

ということで、自分が唯一実施しているマッサージ案件について確認したところ、

www.poyatrip.xyz

確かに
ハピタス:1,250円相当
ちょびリッチ:2,750円相当

と条件が良くなってました。
(この記事書いたら、マッサージの予約をしよう……)

他は確認していませんが、これはポイントサイトの勢力図が変わっていく兆しなのでしょうか。
攻めているサイトの体力がどこまで続くか考慮する必要がありますが、速攻でポイント交換する前提でユーザ側もそのあたりの空気を読みつつ先回りしてポイントサイトを選ぶという考え方もありかと思いました。

「ANA×ソラチカルート」で行くならコチラか。

サイフもココロもハッピーに!ちょびリッチ

(け、決して提灯記事では……)


なお、キャンペーンを継続してほしいと考えるのは、マイラー側に複数の選択肢を与えてほしいから。
日系大手2社(ANA・JAL)は何事もだいたい横並びでやるのに、なぜ陸マイラー対応は横並びじゃないんだろうと首をかしげています。
競争すれば、だいたい物事はユーザ側にとって良くなっていくのになあと。