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不労所得でマイル旅 ~世界一周したら単身赴任に ~

元バックパッカーが、55ヶ国渡航した経験に基づくマイルの賢い貯め方使い方、お得な航空券、海外旅行のノウハウ等を書き連ねてます。現在、福岡で単身赴任中。

羽田空港は「都心を低空飛行して着陸」、成田空港は「夜間飛行制限の緩和」を検討(2018年度予算概算要求)


2018年度 主要空港における取組み方針

羽田空港

  1. 飛行経路見直しに必要な施設の整備
  2. 国際線ターミナルを拡充、第3ターミナルへ名称変更(2020年3月供用予定)
  3. 第2ターミナルを拡充、南側に国際線対応施設を整備(同上)
補足など

施設の整備以前に、「飛行経路の見直し」そのものが問題となりそうです。
新飛行経路案によると、南風の時は15:00~19:00の間埼玉⇒東京北⇒副都心を通って着陸することとなります。

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これにより、離陸・着陸回数が80回/時⇒90回/時に改善されるのだとか。

住宅街も突っ切って着陸するということで新経路上にある住民の立場としては不安で仕方なく、騒音や安全対策等が気になるところ。
国際化されて外資系航空会社もガンガン飛んでます。
何か落ちたりとかしたら、ヘタしたら国際問題です。関係する地方公共団体も多く、そう簡単にはいかないのだろうと思ってます。

そのような中、既定路線であるかのように施設を整備して問題ないのでしょうか?

参考資料
https://www.mlit.go.jp/koku/haneda/international/new.html

成田空港

  1. ターミナルビルの整備
補足など

整備計画自体は特段目新しいものはなさそうです。
一方、現在進行形として、「夜間飛行制限緩和の見直し」に向けて関係者間協議を実施しているそうです。
具体には、運航可能時間の制限を段階的に緩和し、最終的には「朝5時~午前1時」とする旨四者協議会(国、千葉県、空港周辺9市町、空港会社の四者)で確認、地元住民説明会を開催したばかりだそうです。
ゴールを「四者協議会で最終合意を得た上で着手」としていますが、具体的なスケジュールは示されていません。

ここに至るまでも色々と紆余曲折があったようですが、国際空港としての存在意義もあるし、これは早く実現してほしいところ。

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参考資料
成田空港の明日を、いっしょに|夜間飛行制限の緩和

関西空港、伊丹空港

うーん、特筆すべき新たな取組みやトピックはなさそうです。

中部空港

  1. LCC専用ターミナルビルの整備
補足など

平成31年度上期の供用開始に向けた整備を実施とのこと。
そう言えば、エアアジアジャパンはいつ戻ってくるのでしょう。

2018年度 地方空港における取組み方針

福岡空港

  1. 民営化を踏まえた滑走路増設事業の推進
補足など

増設滑走路の供用開始が平成37年とまだまだ先です。
一方、施設に関しては平成31年4月頃から予定している民営化に向け、運営業者の選定段階に突入してます。
地方紙でたまに記事になるので、逐次チェックしてて、今回はスルーしますが近いうちに当ブログのネタとなると思います。
個人的には、民営化まで福岡に居られるかどうかが最大の課題です。

那覇空港

  1. 滑走路増設事業の推進
補足など

新しい滑走路を海上に建設中で、平成32年3月末から供用開始予定なんですね。

参考資料
那覇空港プロジェクト―那覇空港の概要

新千歳空港

うーん、特筆すべき新たな取組みやトピックはなさそうです。

その他地方空港

着陸料割引等による国際線就航促進

補足など

先月、「訪日誘客支援空港」制度なるものができました。
認定された空港に対しては、国から支援を実施、具体には着陸料を割引・免除することで新規就航や増便を促します。
地元の空港は?気になる方は国交省プレスリリース記事をどうぞ。
報道発表資料:全国27の空港を訪日誘客支援空港と認定しました - 国土交通省

全体的な所感

国策として掲げている訪日外国人旅行者数目標
2020年:4,000万人 2030年:6,000万人
達成のためという大義名分があるからか、国交省の鼻息がかなり荒くなっているなあという印象です。
一方、少し前まで盛り上がっていたLCCに関してはあまり触れられなくなってます。
国産LCCバニラエアの度重なる不祥事もあり、表立っての支援は難しくなったのでしょうか。

そうそう。これらは、本日(8月31日)締め切りとなった「平成30年度予算概算要求」資料の内容をかいつまんだものです。

http://www.mlit.go.jp/common/001198623.pdf
(添付は国交省航空局の資料)

報道等で明らかになっている内容も含めこの資料が良くまとまっているので、毎年この時期と1月の2回だけ国交省のHPを覗きに行ってます。
この資料の存在を知ったのは、過去にクルーズ船の誘致促進について調べていた時でした。

お役所の資料なので読みづらいと敬遠しがちなのですが、この辺の資料に限っては国民(本当は財務省)へのアピールを考えてかわかりやすくしようという努力が感じられ、自分の興味の範囲であれば読むのは苦痛でありません。
興味がない範囲は全くもって読む気がしないのですけどね(笑)。

これらの施策が実現するかどうかは来年に予算成立するかどうかにかかっているのですが、現政権のままであれば1月(予算案閣議決定後)の資料の通りでほぼ間違いなく成立するはずです。

個人的には「羽田空港の経路見直しを前提とした施設整備」は慎重に対応する必要はあると思いつつ、それ以外はスピーディーに実施してほしいと考えています。

飛行機や空港が好きな方、是非一度読んでみてください。
地元空港の意外な将来像が見えてくるかもしれません。