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不労所得で旅したい!

元バックパッカーが、55ヶ国渡航した経験に基づくマイルの賢い使い方、お得な航空券、海外旅行のノウハウ等を書き連ねてます。(現在、ビジネスクラスで世界一周中(一時帰国中))

死海にプカ~って浮いてみた【人生・旅の目的】

海外旅行の目的は、グルメ・観光地巡り・遺跡巡り・自分探し・武者修行等人によってさまざま。
移動そのものを目的にしている方もいるでしょう。

私の場合、「美しい街歩き」「将来のロングステイ調査」等がメインになってますが、それとは別に、小さい時に地図や本を読んで以来決めていた「人生の目的(当時)」を達成するというのがありました。

それは、

  1. 死海にプカ~って浮くこと
  2. 赤道を自分の足でまたぐこと
  3. ヒマラヤ山脈を自分の目で見ること
  4. サハラ砂漠の砂を自分の手でつかむこと

などなど。
全部ミーハーなものですが、皆様も一度くらいは…と思ったことはないでしょうか。

海外旅行に目覚めたのは20代半ばと比較的遅かったのですが、こういうのは体力がある20代のうちに実行しないと一生できなくなるだろうと、当時旅行経験を浅かったのにもかかわらず、押っ取り刀で出かけて行った次第。
すべて独身時代の一人旅です。

年末年始期間は、このあたりを記事にすることにしました。
いずれも15年以上前の出来事なので、情報的価値はほとんどありません。
あくまで、暇つぶし的に読んでくださればと思います。

死海にプカ~って浮いてみた【1998年】

一般的にはイスラエル側が有名ですが、私の場合は別件でヨルダンへ行ったついでに死海へ行ってます。
ヨルダンへ行くことになった経緯等は以下の通り。

www.poyatrip.xyz

きっかけはアンマンにある単色の街並みを見たい!だったのですが、ヨルダンの地図を見て「ん?ひょっとして死海にも行けちゃう?」と。当時は「死海=イスラエル」というイメージがあったので、ヨルダンと結びつかなかったのですよね。

事前調べでは、アンマンから死海へ直行する交通機関はなく、ローカルバスを乗り継ぐ必要があるらしい。

そこで、アンマン市街地の外れにあるバスターミナル(とは名ばかりで、建物などはなくバスがたくさん止まっているだけの広場)へ行ってその辺で呼び込みをしている人に尋ねると、「○○行きのバスに乗りなさい」とそのマイクロバスへ連れて行ってくれました。行先表示などなく(アラビア語のがあったのかもしれませんが)、自力で探し当てるのは無理ゲーでした。

無事出発。平野部から出発したはずなのに、死海に近づくにつれどんどん標高が下がっていく様子が面白かったです。
そういえば、死海は海抜マイナスでした。

そんな景色をのんびり眺めていたら、突然運転手が私に向かって何か叫ぶではありませんか!
何を言っているのかは全くわかりませんでしたが、結果でわかりました。

「対向車線の向こうから来ているマイクロバスに乗り換えるんだ!!!」と言っていたのが。

バスの運転手は心得たもので、こちらから言わずとも「この東洋人は死海へ行くのだろう」ということがわかっていたようです。
対向バスは死海方面へ行くバスでした。
通常は○○のターミナルで乗り継ぐものだと思っていたので慌てましたが、ユルい運用をしているようです。

その後どうやってバスを降りたのかは覚えてませんが、とにかく死海が視界に入ってきました。(シャレではありません)

f:id:poyatrip:20161228235037j:plain

一言。

「え…………」

死海ってリゾート地じゃなかったっけ?
ユーロピアンセレブ達が泥パックやってるんじゃなかったっけ?

ホテルどころか、ビーチパラソルの1本すら立っていません。

その前に、どこで着替えればよいんだ???

探したら、公衆プールにあるような更衣室があったので着替え。
シャワー設備もありました。係員さんがいたかどうかは覚えてませんが、無事使えたことだけは覚えてます。

一人プカ~と浮いては見たものの、なんだか空しい。

沢山の観光客が本を読むポーズを取って「すご~い」とキャッキャ言いながら浮いている光景を想像していたのに。
写真を撮ってもらおうにも、撮ってくれる人もなく。

とりあえず目的を果たして満足したので、ソソクサと帰路に。
道路でそれらしきバスを待っていたらほどなくやってきたようで、待たされたりイライラした記憶は全くありません。
頻繁に走ってはいなかったはずなのですが。

帰りもあっちからやってきた対向車に飛び乗って乗り換え。
結局乗継地がどこかはわからずじまいでアンマンに帰着しました。

浮遊体験とは別に、体を拭いたタオルを乾かそうとマイクロバスの車窓からなびかせたら、あっという間に乾いてしまったのも強烈な思い出として残ってます。
日本の気候では、どこでも有り得ませんから。

この機会に最近の状況をネットで調べたら、リゾートホテルがあったりビーチパラソルが並んでいたり、風景も人口密度も全然違うんですけど。写真で見えると実に楽しそうに見えて、ちょっと悔しいかもw

どうやら、大きくは

  • 高級ホテルのプライベートビーチ
  • 有料の公共ビーチ
  • 無料の公共?ビーチ

の3種類があって、私がバスを下ろされたのは無料のビーチ周辺だったようです。
そういえば、浮遊しても着替えしてもシャワーしても、お金を請求されることは一度もありませんでした。
(その前に、人と接することがあったかどうかも覚えていないのですが)

で、アンマンから死海へ行く公共バスは未だになく、タクシーをチャーターしたりツアーに参加したりするのが一般的なようです。
直通があれば、1時間程度で着くでしょう。公共バス乗り継ぎの場合は、1時間半~2時間程度は見ておきましょう。
いずれにしても十分日帰り可能な観光地で、アシさえあれば、ハードルはそれほど高くありません。

ただ、さびしい思いをしたくなければ有料のビーチへ行くことをお勧めします。
入場料20ディナール(3,300円)は結構なお値段ですが、有料ビーチへ行ったという人の最近の旅行記を見ると「無料ビーチには更衣室もシャワーもないらしい」という書き込みを見ます。私の時はちゃんとあったので、本当にないのかどうかはちょっと眉唾ですが、本当になかったらむっちゃ困りますよね。
体がすぐ乾いて体中から塩を吹くような感じになるのでしょう(笑)。

ヨルダンについて(1998年当時)

当時、ヨルダンは意外にも旅行しやすい国という印象でした。
旅行者視点での公共インフラはプアだし、海外初心者ということもあって小さな買い物で多少ぼられたりとか、ぺトラ遺跡からの帰り、乗合セルビスタクシーが高速走行中にいきなりタイヤがバーストしてしまって肝を冷やしたりとか(今思えば、対向車がいたらダメだったかも) 多少のハプニングはあったのですが、全体的に「旅行者を大切にする」という雰囲気があったような気がします。

周辺中東諸国とは違って原油等の資源による収入が見込めない同国では、観光資源からの外貨収入が頼りだったのかもしれません。
また、旧宗主国が英国ということもあって、意外と英語が通じるというのも大きかったです。

その後十数年を経て向かいのイスラエルへ1日だけ行く機会がありましたが、今思えば、先進国並みのインフラが整っているイスラエルよりもヨルダンの方が居心地がよかったです。

今は行くべき時期ではないのかもしれませんが、観光収入頼りという国の姿勢は変わらないものと思われます。
いつか中東にも足を延ばして見ようという方は、まずは入門編としてヨルダン入りすることをお勧めします。
(ドバイも中東だけど、中東とは別世界という印象)

たしか、ロイヤル・ヨルダン航空はワンワールド加盟でしたね。
同社便に搭乗したことがあるというのが、ちょっとした自慢です(笑。
アンマン→イスタンブール区間で利用して、着陸時には拍手が湧き起っていました。
本当にこういうのあるんだ…と感動した記憶が。今はどうかわかりませんが。

死海はイスラエル側で入るのとヨルダン側で入るのとどっちが良いか

私の時からイスラエル側が有名だったので、イスラエル側から入るのが一般的なのでしょう。関連インフラもイスラエルの方が整備されていると思われます。たぶん。
それに、エルサレムからバス1本・1時間半程度で行けるようです。(バス番号は486番と487番)
しかし、「日本から」となると、総合的にはヨルダンの方が行きやすいはず。
なぜかと言うと、イスラエルの場合はテルアビブにある「ベングリオン空港」という大きな壁を超える必要があるから。
世界一セキュリティチェックが厳しい空港と悪評が高く、日本赤軍によるテルアビブ空港乱射事件の影響なのか、日本人には特に厳しいという噂もあります。
私はそれが嫌でずっとイスラエルを避けていたところ、昨年たまたまキプロスからのショートクルーズ(船)で入国できるチャンスがあったから行ったのですが、海路でさえ入国審査時には審査官との質疑応答はちゃんとありましたから。
物価も高く、マクドナルドのセットメニューが1,500円くらいするのを見て目ん玉が飛び出そうになったくらい。
軍服+銃を持った女子が普通に街の中を歩いているし、「旅行者を大切にする」雰囲気は皆無だし、死海へ入るという目的だけだったら、私なら迷わずヨルダン側をお勧めします。

そんなイスラエルでの様子はこちらで記事にしています。
4travel.jp
イスラエル単体だと見ごたえがあって面白いのですけどね。
エルサレムまでは足を延ばせなかったので、あと1回くらいは行くことになるのだろうと思ってます。